転がる石、君に痛みが来る

バンド・ランタノイドの歌、ギター、結石担当佐々木によるブログ。

全曲解説

ランタノイド配信全曲解説 その14「あすをうたえば」

その14 「あすをうたえば」 ブログの更新随分さぼっちょりました……すみませぬすみませぬ。 1stアルバムの最後の曲解説です。 「あすをうたえば」は、自分の中でも最高傑作だと思うのですが、もう少しアレンジできたかな、と。 まず楽器が足りないですね。バ…

ランタノイド配信全曲解説 その12「ララ」その13「#」

あんまり書くことがない(おい) ので2個同時更新でござい。あしからず。 その12「ララ」 2014年くらいから演奏し始めた曲。曲名は「ラララにも満たない 愛の歌」ってフレーズができた時に決めた。 初期に演奏したものと比べて、アルバム収録時にはだいぶア…

ランタノイド配信全曲解説 その11「君の名は」

その11 「君の名は」 以前、鶴見GIGS運営のYoutubeチャンネル「ぎぐすて」でも暴露したが、映画本編は一切見ていない。たぶんこの先も見ない……と思う。 ちなみに「天気の子」は見た。結構面白かった。 なので、流行り物が嫌いなのか、好きなのか、あえて目を…

ランタノイド配信全曲解説 その10「相槌」

その10 「相槌」 この曲を好きって言ってくれる人が多く、非常にありがたいことである。 そんなに受け入れてもらえるとは思っていなかったというのが正直なところ。 歌詞は何かと抽象的な表現が多いし、とっつき難い曲だろうと思ってしまっていたのだ。 細…

ランタノイド配信全曲解説 その9「きらい」

その9 「きらい」 アルバム4曲目。1回歌う毎に寿命が1日減る。 なんでライブでやらないのかというと、現状のアレンジに疑問があるからである。(素直) 原案はどうだったのかというと、まさかのラップパートも存在するランタノイドとしては非常に稀有な構…

ランタノイド配信全曲解説 その8「かたつむり」

その8 「かたつむり」 アルバム3曲目。洋楽カバー集を追っかけてくれている人はピンときたかもしれないが、また「日曜日が雨」である。 自分にとって、日曜日は常に雨が降ってて、うだつのあがらない日なのかもしれない。 実はこの曲には明確にモデルがある…

ランタノイド配信全曲解説 その7「ゆとり」

その7「ゆとり」 「ゆとり」は、「ゆとり世代」を揶揄した曲だが、同時に鼓舞する為に作った曲でもある。 何を隠そう、自分もゆとり世代ど真ん中の人間。 「これだからゆとり世代は」なんて、面と向かって言われたことはないけども、そう言いたそうな相手の…

ランタノイド配信全曲解説 その6「オーソドックス」

その6「オーソドックス」 1stアルバムのトップバッターとなったこの曲。 ランタノイドの中でも随分古い曲で、高校生の時には歌詞ができていた。 そのせいなのか、歌詞の切り口がどこか子供っぽい。 「宇宙船の窓から 無数の星が 僕の 後方 上 飛んでいく」 …

ランタノイド配信全曲解説 その5「オーキードーキー」

その5「オーキードーキー」 「オーキードーキー」とは「OK」のくだけた言い方のこと。「Okey Dokey」。 ちなみに初期の曲名は「セクハラ」だった。あまりに直接的すぎるタイトルだったので、サビから拝借。響きがかわいいので採用。 最近は「メンバー紹介」…

ランタノイド配信全曲解説 その4「サラバ!」

その4「サラバ!」 2ndシングル2曲目。西加奈子さんの直木賞受賞作「サラバ!」を連想してくれた人もいた。小説としてはかなり長いが、この場でオススメしておく。 「サラバ!」は明確に「長い曲を作りたい」と思って色々と試行錯誤した。最初期はピロウズの…

ランタノイド配信全曲解説 その3「マバタキ」

その3 「マバタキ」 「夏が来る」の項でも書いたが、ギターの清野さんがバンドをやめることになって、バンドの存続自体も非常に危うい状況になっていた。 自分がバンドのためにできることは何か。すべきことは何か。それを見つめ直すいいきっかけにもなった…

ランタノイド配信全曲解説 その2

その2 「夏が来る」 湿気ムンムン、肌にじっとりと汗が滲む、気だるい夏の曲。 ともかく歌詞は抽象的な装い。 何にインスピレーションされたんだろう。 パッと思いつくのはKeyの「AIR」かもしれない。 だいぶ古いゲームだし、実際にプレイしたことはない。 …

ランタノイド配信全曲解説

その1「とべとべろまんず」 「酒を一滴も飲めないヤツが酒を飲もうと歌っている」 と中学の同期からは随分いじられたこの曲。 ランタノイドもなんだかんだ結成から10年経っていて、(メンバーが変わっていたりもするけれど) それこそこの曲ができた当時はバ…