転がる石、君に痛みが来る

バンド・ランタノイドの歌、ギター、結石担当佐々木によるブログ。

ポップでニヒル

 

9日

 

2/19に発売するアルバムのレコーディングがついに終了。仮ミックスを用意し、itunesにぶちこんだ。プレイリスト名はもちろん「にじゅうまるのとうあん」だ。1曲目から順番に聴きながら約40分。いい感じである。早くみんなに聴いてもらいたいけれど、逆に自分一人だけで楽しみたい気持ちもある。永遠にこのMacに閉じ込めておこうかな。

今回ジャケットを担当してもらう◯◯さんには昨日全部の音源と歌詞を送った。世界で2番目に早くランタノイドのアルバムを聴ける〇〇さんが普通に羨ましい。

ハードルがあがってるかもしれないが、それはそれ。ランタノイド最推しがランタノイド。公式が最大手。シャッター前。恐れず新譜を投げつけていくのでしっかりキャッチしてもろて。で、投げ返してもらいたい。キャッチボールしたいのだ。

 

13日

 

BUSのツアーファイナルのためにリハスタへ。セトリで多少揉める。オーソドックスは好きな曲だし名曲なんだけど、僕の中ではすっかり埃かぶっていて、それを取り払うのに一苦労。サウンドを突き詰める。「年の瀬にやってた新曲どうする?」と啓太郎が言うのだが全く覚えがなくて焦る。録音を聴く。ああ、こんなんあったわね。「モー娘。」みたいな曲だ。アルバムには入らないが、次回のシングルにはちょうどよいかもしれない。

 

14日

 

歯が痛い。死ぬほどいやだけど歯医者に行った。抜いた。親知らず。

飯が美味くないのが一番つらい。先生に明後日ライブなんですが大丈夫ですかね?と聞いたら、知らんよそんなもん、と笑いながら一蹴された。そうだわな。

 

16日

 

BUSツアーファイナル。現地に着くまで下北沢 club 251がどんな箱だったか忘れていて、あの階段を降りた瞬間に色々とフラッシュバックした。ランプ イン テレンがまだ3人で、かつインディーズだった頃、ここに企画を見に来た。そっか、ここでやれるんだなーと。

MC中は親知らずを抜いたせいで腫れに腫れた自分の顔をネタにした。そこそこウケてたからよしとする。ただで転ぶもんか。

この日は対バンもめちゃくちゃに良かった。終演後も色々とお話させてもらったが、ランタノイドは他ジャンルから好かれがちなのが非常にありがたいことだ。特に歌詞をお褒めいただく。これは一種のバロメータというか、「じゃあ歌は結構キレイに出てたんだな」と受け止める。逆に歌に触れてもらえなかった時は負けた気分になる。

結局自分を突き動かしているものは反骨心なので、現状を正しく理解しながらワンマンの準備を進めていきたい。