転がる石、君に痛みが来る

バンド・ランタノイドの歌、ギター、結石担当佐々木によるブログ。

変わらない夢を掴み取るの!

5/19

 

湘南bit企画Folksong Folklore Vol.2~SHONAN bit 6th anniversary!!!!!!~』に出演。ウチのドラムはパパなので土日に家を空けるのは大変なのだが、うまく時間を捻出しているなあと頭が下がる。本番までに費やすリハもいつもより少なかったが、そこは年季と気合いでカバーできるのだから、バンドって偉大ですだよ。

コズミックパワーハイエンドエネルギッシュハートフルバンドGOENDzはいつも通りキメていたのだけど、企画名にもある通り今日はフォークな夜ですだよ。通常より幾分おとなしめに、しかしアツい時間を過ごした気がする。

やっぱり歌ものはいいね。大学時代はスカパンクの先輩方にだいぶ可愛がって貰ったけれど、やっぱりジャンル違うもんな。今でも尊敬してるし、僕のライブパフォーマンスは先輩方から教わったものが核となっているけれど、そもそも土俵が違うのだから、はっけよいで同じスタートは切れないんだ。でも、「あの塩の撒き方かっけえな、俺らもそうなれたらな」でふんどしをぐっと締めれたんだ。(何言ってんだ?)

ラストの曲は「こころ」だったんだけど、酸欠で倒れかけて笑ってしまった。そういう時は大体いいライブだから、クラクラしながら悦に浸る。ライブは気持ちいい。そう改めて実感した1日になった。p.s マジキッシュ最高。

 

6/4

深夜に思い至り、ランタノイドハウスに住む3人で駅前の24時間やってるジムに登録することに。もろもろ準備して3時に向かったが、人っこ一人いなかった(そりゃそうだ)。この1ヶ月間はプロテインと水素水サーバーが無料で使い放題とのことなのでこれ幸いとしこたま筋肉をいじめる。ジムに通うのは1年ぶりのことになるだろうか。前はパーソナルだったから、その時に教えて貰ったトレーニングを必死に思い出しながら汗を流す。運動はいいっすね。翌日の激しい筋肉痛を除けば。

 

6/8

maelstromに呼ばれてbitへ。ドラムのゆうさく君が膝の手術をする関係でしばらく活休だとのこと。久々に見たけれど、今日の演奏はピカイチだった。企画者のそーき君との関係もあるのだろう。気合いの入ったライブを見てワクワクしたし、活休明けもmealstromは安定してやってくれるだろうな、と確信した。アルカナリアも今後が楽しみ。もっと自信満々にやったらいいと思う。特にMC。

帰りに朝4時までやってる地元のちゃんぽん屋「西海」で焼きちゃんぽんに「再会」した。スタッフが全員おじいちゃんのすごい店だ。腰が曲がっている状態でガンガンフライパンを動かしながらテキパキと仕事を進める様は本当にかっこいい。そして美味い。コロナ前はほぼ24時間営業だったのだから恐れ入る。

ちなみにシフト制なようで、この前入れ替えのタイミングにたまたま出会したのだが、交代で来た人も腰のまがったおじいちゃんだった。

 

 6/11

盛大に風邪を引く。前日から喉がおかしいとは思っていた。筋肉をいじめると免疫力がさがることをすっかり忘れていた。意識朦朧になりながら仕事を進める。

 

6/17

巷で話題になっている学園アイドルマスターをついにダウンロードした。無印はアニメから入って、モバマスをちょこちょこやって、デレステシャニマスと少し熱を入れてやって、ほどほどで辞めてきたというこれまでの軌跡。絶対時間泥棒になるから、と遠巻きに見ていたのについに手を出してしまった。案の定めちゃくちゃに面白いよどうしよう。

ちなみにこれまでの推しは水瀬伊織北条加蓮と関裕美と黛冬優子です。癖が出るね。

 

6/20

篠澤広、藤田ことね、花海咲季、倉本千奈までTrue end達成。まだたくさんアイドルがいるのにたった4人でこの満足感。新作出るたびに期待に応えてくるのすごいと思う。今作のコンセプトは「卵から雛になるまで」をしっかり描くことに重きを置いていると思うのだけど、ストーリー自体はそこまで長くないのに充足感がやばいよ。最初はピッチも安定しない、ダンスも踊れない、表情も作れないという「ダメダメ」な姿を見せておいて、何回か育成を進めていくと最後には完璧に歌って踊り切るというエモさね。そんな姿見せられたら感動しないわけなくない?ずるい。

オープニングテーマの「初」もファーストインプレッションは「そこまで好きじゃないかもなぁ」だったのに、今じゃ口ずさむくらい好きな曲になっちまった。アイドルって恐ろしいぜ……

 

6/21

篠澤広親愛度10達成。上振れを引くまで数時間育成してようやくなので喜びもひとしお。

えっと、肝心の話の内容なんですけど、この子普段難しいこといいながら最終的にアイドルになりたかった理由が「〇〇〇〇なりたかった」(ネタバレになるからさっさとダウンロードして育成しろ!)なの最高すぎるだろ。高校一年生の女の子ってのはみんなそうなんか?きっとそうだったんだろうな。これまでの会話から時折垣間見える違和感がすーっとなくなる大満足のシナリオだった。

あとさ、今までのアイドルマスターは少し恋愛要素はあれど、「ワイが育てた」って感じの「親目線」の楽しみ方だったわけじゃないですか(無印のゲーセン時代はさすがに知らんけど)。でも、学マスはアイドルと歳が近いって設定もあいまって、なんか全体的にギャルゲーのノリなんすよね。True endなんてこんなの生涯のパートナー宣言みたいなもんやん。他のアイドルも親愛度10はこんな感じかと思うと身がもたないぞ。甘酸っぱくて最悪死ぬ。

9月に発売するCDは即予約しました。だって……篠澤広の「初」のフルコーラス……聴きたいし……。「光景」神曲だし……。

 

6/22

なんで急に連日こんなに書くことがあるんだって読んでる人は思うかもしれないけど、そういう時期なんすねきっと。「好きな子がめがねを忘れた」完結おめでとうございました。このエントリからもう3年経つんですね。

calculus22.hatenablog.com

 

あれ以来最新刊が出るたびにkindleで買って読んでいたけれど、前巻で二人の告白は済んでいたので、最終巻はこれまで読んできた読者へのサービスみたいな内容で非常に嬉しかった。「今までも暴走してきたけど(主にあいちゃんが小村くんに対して)、付き合っている前提だとどうなっちゃうんだろう」と想像して読み進めていくが、軽々とそのハードルを越えていくぜ藤近先生……。最近動悸がすごいよ。キュンキュンがとまらんよ……。

本編途中でクラスメイトの恋路にも触れてくれるのだけれど、こっ、これは……!なんというかほとんど「隣のお姉さんが好き」

https://www.amazon.co.jp/%E9%9A%A3%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%A7%89%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%81%8D-1-%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E8%97%A4%E8%BF%91%E5%B0%8F%E6%A2%85/dp/4253304745

 

ではないですかぁ……うわああああ!うわああ!うわあ!うわあ……(セルフエコー)

もちろん履修済みだったので、藤近作品のファンとしてとても嬉しい着地点を見た思いでした。ありがとうございました。

 

7/2

 

仕事ピーク。今は何も考えられない。もけもけした頭の中を整理したいが暑いのでそれも無理。

それでも仕事中にふと浮かんだメロディーを鼻歌で録音。あとで聞き返したらなんかふにゃふにゃしすぎて、輪郭が全然わからん。「しあわせ〜」って感じのメロなのに「ふしあわせ……」ぐらい差がある。こわっ。

夜になってGOENDzのレコ発情報解禁。これ絶対見にきてほしい!いつもよりステージ長めだし、対バン全部素敵すぎ!

なんかせっかくだからコピーしたいなあ。メンバーに相談だだだ!

やるとしたら「月の泡」以外考えられへん。

GOENDzぶっとばすぜへへへhhhhhhe……(手記はここで止まっている)

 

 

 

 

 

2023年のアレやコレと2024年のソレ

某日

 

twitterで話題になっていたニコラス・ケイジ主演の「ウィリーズ・ワンダーランド」をアマプラで視聴。ラストシーン直前にこばさんが帰ってきて「どんな映画?」と聞いてくる。「ニコラス・ケイジが人形をひたすらにぶっ壊すだけの映画だよ」「………?」だってそうとしか言えないんだもの。面白かったけど中身がなさすぎたので、前から気になっていた「ハングオーバー 消えた花婿」「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」を立て続けに視聴。さすがにお腹いっぱいだ。ウィリーズ・ワンダーランドのおかげで、後ろ2作品がとてつもなく名作に思えたのでヨシとする。

 

7月某日

 

君たちはどう生きるか」を初日に清野さんと見にいく。前評判なしで映画を見にいくのは久しぶりな気がする。っていうか事前情報が一切ないのだから何もわからんのは当たり前だ。

 

………すごかった。すごく、すごいです!(NRT)

言葉がない。29年生きてきて一番の物語かもしれない。

常々言うのだが、映画にとって「脚本」は大事だけど、それ以上に「映像」の方が大事なわけで。

アニメーションってすげえなって思った。これにはまたいずれ触れたいと思う。

 

11/19

 

12/2の小田原クエストのライブに啓太郎が出れないことが決まってからサポート探しの旅が続いていたが、前々から声をかけていた「さかな日記」のアイミちゃんに結局頼むことになってしまった。なってしまった、という書き方には語弊があるかもしれないので詳細を書くけども、さかな日記は12/9にswitch boardとのレコ発ツーマンを控えているのだ。その時期は超絶多忙であることが分かっていたので、サポートをお願いすることでさらに負担をかけてしまうのはやばいのでは、と僕もこばさんも悩んでいた。でも結果としてお願いするしかなかった。若い子に頼らなくてはならないおっさんたちを許してくれ。

18時から横浜ペンタでリハーサルがスタート。アイミちゃんは最初不安げだったが、合わせていくうちにすっかりバンドに溶け込んだ。それが面白くてこばさんと何度も顔を見合わせながら演奏していた。

この7年ばかし、サポートも入れず3人だけでやってきたわけだが、それこそ大分奇跡だったのだ。それを再認識できるいい機会となったし、同時にいくら演奏がうまくても、合わせる技術があっても、啓太郎のドラムって啓太郎しか叩けないんだな、ということが分かるのも嬉しかった。僕の文章力では感動が伝わらないのが惜しい。

 

12/31

 

晦日bitは2年ぶりの出演となった。week endの締めと、GOENDZの明け。バンドの未来は明るいぜよ。

公演後はお決まりとなっている初詣へ。一昨年より寒さが厳しくなくて非常に助かる。恋みくじが大吉だったが、別のところで運を使いてえもんだ。

眠たい目をこすり、朝6時ごろに帰宅。充実した1年の始まりを願って眠る。

 

1/1

 

地震。元日から言葉を失った。ちょうどその時間にテレビを点けていたこともあって、すぐさまNHKに切り替える。アナウンサーが語気を強める。「逃げてください!今すぐ!」その緊迫感で目が回る。なんだよこれは。

津波の映像もポツポツとSNSで拡散され始めていくと、いよいよただごとではない空気が漂ってくる。現地にいる、いないは関係なく、ひたすらに気分が落ち込む。

音楽なんてやってる場合じゃねーんだよな。と思いつつも、眠る頃になって、急に新曲のフレーズが浮かぶ。だめだ。今浮かぶものなんて、絶対傲慢なものになる。そういう失敗はもうしたくない。3月11日を想って作った歌が、当事者の前でどんな風に響くか。俺は嫌というほど知っている。その時のどうしようもなさを、ふがいなさを、浅はかさを、どうしようもなく知っている。

覚悟がないから歌えないというのも、情けない話だ。

 

2/4

 

夜の標本というbit企画で1ヶ月ぶりのライブ。トリもらって、意気込んで歌う。アンコールでガラガラの声を披露して、まあ、そんな日もあったっていいじゃないか、とひとりごちた。

こういう企画ライブの日は、たいてい良い出会いがあるもんだ。バンドだけじゃなく、永山先生から教えてもらったコーヒーショップも素晴らしかった。栗?みたいな帽子を被ったお姉さんのコーヒーを作る所作というか、手際の良さにひたすら感心した。素早いとかじゃなくて、流れる動作の中に愛があって、「この人の淹れるコーヒーは絶対旨いだろうなぁ」と思わせる振る舞いだった。実際旨い。代償としてトイレが近くなった。

 

2/24

 

新徳と、庭山、カガミ、有馬が遊びに来るというので、午前中にしこたま部屋を掃除した(ほとんどこばさんがやってくれた)。啓太郎も入れて、7人。ぎゅうぎゅう詰めの室内でモクモクとタバコの煙があがる。懐かしい居心地の悪さだ。でも、嫌いじゃないんだ。

タッグ戦で麻雀をしつつ、バンド談義に花を咲かせる。ああでもない、こうでもない、と話し合えるのは楽しいし、そこに年齢の差はあってないようなものだ。バンドの数だけ悩みはあるし、バンドの数だけ音がある。自分たちにしか鳴らせない音をずっと探している。メジャーもインディーズも関係ない。売れるか売れないかも、極論どうでもいい。ランタノイドにしかできない音楽を追い求めるだけで、それはきっと一生叶わない。一生叶わないのがわかっているから、一生をかけて追っていけるんだと思う。そんな感じでやってきた十年のおかげでいろんな出会いが生まれて、

俺は後輩の親ッパネに無様に振り込むことになった。リベンジいいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涙腺崩壊

6/16

 

代休で平日休み。昨日食べた麺家 たいせいさんのラーメンが頭から離れない。家系なんだけど、またちょっと違った味わいがあった。せっかくなら今日もうまいもんが食べたい。気になっているお店に行きたい……とぼんやりしていたらもう夕方だった。心の中でさめざめ泣く。焼うどんをなんとなく作り、そして食べ、日ハム戦を見て眠った。

 

6/17

 

朝からスタジオ。秘密のスタジオ。8時から10時の2時間みっちりやった。こころっていい曲だなあってしみじみ。

午後からは仕事で千葉へ。その仕事が予定より早く終わり、とっとこ帰宅する。あー、しゃぶしゃぶが食べたい。その一心で鶴見にあるしゃぶ葉を目指した。お店についたがそこは家族連れでいっぱい。10組以上の待ち。そこに俺一人。なんだかいたたまれなくなったので、踵を返して「あげ市」という唐揚げ専門店へと向かう。いつもの味、いつもの雰囲気。そしてタバコが吸える飲食店の有り難さよ。心の中でさめざめ泣く。泣いてばかりじゃねーか。

 

6/18

 

遅く起きた日曜日大好き。スプラトゥーンでまったり遊んでいたらこばさんも起きてきた。せっかくだし銭湯にでも行くかい、とバイクを走らせること10分。いやさか湯、という看板が見えてきた。最寄り駅は大口なのだが、最寄りって言っていいのか?と思うぐらいアクセスが悪く、ゆえに穴場なのでは?とこばさん談。その予想は大方当たっていて、見た感じ客層も悪くなさそうだ。オーソドックスな浴場だが、水風呂が外にあるタイプで外気浴までノンストップなのは推せる。ぼけーっと頭を休ませながらじっくり2時間リフレッシュした。帰りに買った「福のから」の折り詰め唐揚げ弁当を家に戻ってパクリ。味がしみしみ系で、噛み締める度に醤油の香りが口の中にひろがった。毎日食べても唐揚げはおいしい。心の中でさめざめ泣いた。泣いてばかりじゃねーか。

 

6/20

 

「リバー、流されないでよ」のチネチッタ舞台挨拶チケット購入完了。6月25日が待ち遠しくて泣く。泣いてばかりじゃねーか。

ゾンビ

6/2

 

ミュージックゴールドラッシュの二次審査当日。放送開始までソワソワして落ち着かなくて、年明けに起動して以来一切やっていなかったウマ娘をなぜか開く始末。6月だからジューンブライド的なイベントがちょうど開催されていて、ウエディング衣装のアストンマーチャンがサポカで実装とのこと。無料の単発チケットを使ったら一発で引けてしまって感無量だったのだが、その瞬間に我に帰った。ここじゃない。やってる。やっちゃってる。血の気が引く。案の定審査は落ちてしまった。

落ちたのでせっかくならオーディションの裏側でも……と思ったが、別段不審なところはないし、審査員の方々も素晴らしい人たちで公平に審査してもらったのかな、と思っている。ライブ審査は審査員の目の前で演奏したかったけれど(当初はその予定だったが、急遽変更になった)、こればっかりはしゃーない。スケジュールもあるだろうし。あとは、放送を見て出音のしょぼさや、ボーカルのかかりすぎなリバーブに驚いたが、提出する映像を見返すことはできないのだからこれもどうしようもない。現地でのバランスは個人的には良かったと思っている。

ライブ審査=舞台上でのパフォーマンスも重視する と解釈してしまっていたのが誤算だったかもしれない。お客さんが目の前にいると仮定して演奏したが、審査員が重視していたのはそこではなかった。どちらかというと確認作業に近いのだろう。一次審査はいくらでも化粧ができるから、二次審査ですっぴんにして、好印象をそのまま保てるか、という減点方式な気がする。事実勝ち上がったバンドは一次審査の段階で一癖も二癖もあって、二次審査でさらに癖が追加されて越えてきた感じが見受けられた。

放送終了後に軽く反省会をした。もちろん改善点はあるけれど、一番は審査員の好みと合わなかったのだろうという結論。音楽や絵画の審査基準に、明確な材料なんてそれほどない。たなしんさんが好きって言ってくれたから、今日はその言葉を抱いて眠るよ。ポジティブにいこう。ポジティブ……に。

 

6/8

 

オーディションが終わってから抜け殻のような日々が続いていたが、仕事の兼ね合いで半ば強引に大阪へ。著名人の対談イベントの取材に赴いた。明言は避けるけど、その道のトップの話を聞けるのは人生経験的にデカい。やっぱり死に物狂いで頑張ったやつだけが手にしてて、そうじゃない人はスタートラインにも立ててないんだってこと、よくわかる。環境に順応しつつ、地獄を楽しむ。そしてパッションと好奇心を無くしたら人生は終わるのだ。

突き詰めていくと、一番の人たちはみんな同じことを言う。たかがオーディションでくらっている場合ではない。楽しみながら頑張ろう。そう思って、久々の大阪を満喫しようと思ったが、取材が終わって時間は既に20時を回っていた。終電は21時30分。ここから何しろって言うんだ。飯食うしかやれることがない。うおお。たこ焼き、カツサンド、おみやげ、駅弁………両手にどっさり抱えて新幹線のホームに駆け込んだ。帰ってきたのは24時過ぎ。MPは満タンだけど、HPの回復までは至らず。疲弊した状態で朝5時まで目が冴えて眠れなかった。明日休みでよかった。

 

6/11

 

3連休最終日は毎度のごとく死にたくなる。日ハム戦も終わり、3rd Album(仮)のタイトル・収録曲名(仮)も大方決まり、永遠にネットサーフィンをかましていると今アニメで話題の「推しの子」の広告が目に入った。気にはなっていたけど、ちょっち敬遠していたタイトルだ。「推し」という表現があんまり好きくなくて。「俺の嫁」的な、なんというか、好意の照れ隠し的な?まどろっこしい日本語だよ。はあ。まあ、ジャンプラだと初回無料で読めるし、せっかくだし読んでみるベーか。

 

は?

 

あの、4時なんですけど。気づいたら超4時なんですけど。原作最新話まで追いついて、それだけじゃ飽き足らずアニメも最新話まで摂取したんですけど。あっ、動くMEMちょかわいいな。大久保瑠美さんじゃねーか。最高。

おいおい。

どう考えても不穏な設定なのに、幸せになって欲しいキャラが多すぎんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

現場からは以上です。ゾンビのように仕事に行ってきます。

 

 

ひそひそ星

某日

 

ライブが終わって色々なことを考える日々。最終的に行き着くのは「音楽が好き」ってところなのが救いな気がする。映画を見に行きたい。なんでもいいから、脳みそをぶっ壊してくれるやつ。

 

4/30

 

仕事終わりに片想いのライブへ。片想いのライブを初めてみたのはスカートとのツーマンライブの時だったから、2014年のことになる。当時、目当てにしていたのはスカートで、後から出てきたのが片想いだった。一気に心を鷲掴みされて今に至る。

ライブ後の多幸感たるや。どうしてこんなに幸せな気持ちになれるのか不思議でならない。ふわふわしながら帰路についたが、駅までの道に「銀だこ」の看板が見えてたこ焼きを即購入した。その近くに吉野家があって、なぜか右手にたこやきをぶら下げつつ牛丼を注文した。なんかバグってしまった。

 

5/6

 

bitのスリーマン「駆けつけ三杯!」へこばさんと遊びに行った。久しぶりに機械男の「ロンリープラネットボーイ」が聴けたし、switch boardとZaLoudの新曲もよかった。全然違うジャンルの3バンドだからこそ見える世界があって、各バンドがその世界を大切にしている様子が伝わってくるいいイベントだった。少し羨ましくもある。

 

5/23

 

ブログに書くことがなくて、下書きで眠ったままの「ひそひそ星」という書きかけの記事を見つけて驚いている。なんだこのタイトルは。園子温か。世間的に逆風の人だけど作風は好きだからどうにか這い上がってきてほしい。

昨今の芸能界の闇だなんだって、ひと昔前はその闇も含めて面白がっていたはずなんだけど……表に出しちゃいけない闇が簡単に出てくるの怖いね。下手なこと言えないね。

うーん。こばさんの実家から送られてきたカニおいしい。カニは全てを解決する。苦しくなったらカニを食べよう。おやすみ。

勝利の方程式

4/9

 

ついにスリーマン当日。昨日の爆食いもあってほとんど寝られず。3時半までネットの海を彷徨い、目が覚めたのは7時。すぐにシャワーを浴びて喉の調子を確認する。うーん。やばそう。直ちに龍角散のど飴舐めまくりムーブをかます。こばさんを起こした後は、タバコを吸っては、龍角散を舐め、吸って、舐め、を繰り返した。3歩進んで2歩下がっている感が否めない。

8時に啓太郎の車に乗り込む。機材を積み込もうと後ろをあけるとオムツの山とベビーカー。「家でおろしてくるの忘れてた!」とのこと。すっかりパパである。

高速に乗って渋谷へ。MGR∞の二次審査日程がスリーマンとモロ被りだったので致し方なし。逆に朝から気持ちを高めることができてよかったと思う。30分ほどの審査だったが、やれることはやった。あとは5月の放送を待つしかない。オーディションに弱いバンドは卒業すると決めたんだ。

演奏後、すぐに車に乗り込んで藤沢方面へ。ここで、bit出演時にはほぼ訪れている牛たん屋が無期限の閉店となっていることを知って全員のテンションがガタ落ち。中島家で茶を濁す。日曜日なのに道中は意外と空いていて、1時間もしないうちにbitへ到着した。ちょうど鍵開けをするところの店長と、昨日もbitでライブだったという有馬と出くわす。互いに口数少なく、じわじわとボルテージがあがっていく感覚だった。

リハの準備をしているとさかな日記の面々も登場。先週も会ったばかりなので久しぶり感はないが、対バンってだけで身が引き締まる想いだった。PAのアヤさんと確認しながら出音を入念にチェック。アヤさんが昔の設定を覚えてくれていたので、モニターの確認もスムースに進み、リハ終了。新曲やるの忘れてたなぁと思っていたら店長に案の定ツッコまれた。すんません。

顔合わせしてからは怒涛の進み具合。まずはwater dropが先陣を切った。water dropは「勝利の方程式」を開催するにあたって、絶対に必要なバンドだった。お互いのことは知っているけれど、対バン経験は少なかったからどうしても出演してほしかったのだ。ランタノイドとはいい意味で距離感があって、個性的なバンドを集めたかった。仲良しこよしもいいけれど、今日は。どうしても。

さかな日記は、また違った意味で必要だった。去年の5月。活動休止前のラストライブは、他でもないさかな日記の企画だ。その時はトップバッターを務めたけれど、これまでのランタノイドのライブで一番よかったんじゃないか、と思うほど演奏に手応えがあったのだ。そのライブを見届けてくれたバンドは数少ない。リブート(再起動)も見てもらわなくちゃ。そういう気持ちだった。

そんな二つのバンドを見ていたら、今日を迎えるまでの不安や緊張は全て消え去っていた。久しぶりのライブで喉が悲鳴をあげていたが、ラストの「銀河鉄道の夜」は一番の出来だったと思う。アンコールまで会場の一体感が途切れずに最高の雰囲気で復活ライブを終えることができた。

願わくば、ソールドしたかった。これは本音だし、自分たちの実力不足を呪うしかない。でも、今日来てくれて、会えた人たちのことを一生忘れまいと心に刻んだ。

蛇足かもしれないが、会う人会う人「痩せた?」って言ってくれてすごく嬉しかった。もっと褒めてくれ。

 

4/10

 

午前休をとっていた過去の自分を褒めてあげたい。かねてより申請していたマイナンバーカードを受け取るため、休みにしていたのだ。時間がかかると思ったら、あっさりカードを受け取ることができた。早速マイナポイントの手続きをする。

仕事終わりには、こばさん、そして元メンバーせいのさんと今後の活動について真剣に話し合った。アドバイザーせいのさんありがとう。本当は啓太郎も交えて話したかった。決意を新たに、船は進む。

 

4/11

 

家電量販店を回る。貯まったポイントを使って色々買いたいものがあったのだが、まさかのpaypay対応しておらず。閉店間際に色々と説明してくれた店員さんすみません。

 

 

11人いる!(神が)

3/21

 

祝日でWBC準決勝なのに仕事なのマジかよ……とガックリ肩を落としながらスポナビで速報をチラチラ。佐々木選手がスリーラン打たれたところで一服する。「なんか打たれたらしいじゃん、大丈夫?」と上司が聞いてきたので、はは、大丈夫っすよ、と気丈に返す。大丈夫なわきゃねーだろーが。震える指でスポナビの更新ボタンをもう一度押すが、夢ではなかったようだ。

アプリを使ったことがある人はわかってくれるだろうが、スポナビ運営は本当に優秀で、更新がべらぼうに早い。かつ、ファールの内容までこと細やかに記載してくれるので僕はものすごく信頼している。だが、「点が絡む何か複雑な事象が起こった」場合は話が別で、それをアプリ使用者に丁寧に伝えようとするために更新に時間がかかるのである。この更新までの「ラグ」で使用者はドギマギさせられる。嬉しいことも悲しいこともラグがあるのだ。なんかちょっと詩っぽい。

回は進んで吉田正尚選手の打席。ここで嬉しいラグが来た。起死回生のスリーランショット。いてもたってもいられず、早めの昼休憩をとる。「野球見るために外に出たな」という視線を周りから感じるが知るもんか。

近くのマックに入り、アマプラ視聴。最終回1点ビハインド。先頭の大谷選手がヘルメットを投げ捨てて全力疾走。二塁打でチームを鼓舞する。吉田選手が四球を選ぶ。この時、次のバッターである、村上選手へのアピールを見逃さなかったし、すぐに誰かにウンチク垂れたい!と思ったのだが周りにはポテトとハンバーガーを貪るリーマンしかいない。一人でブツブツ呟くほかなかった。

打席に立つ村上選手。不思議と打つ予感があったし、ここで打ってほしいという気持ちで、日本国民全員が一つになったのではなかろうか。3球目を振り抜き、打球はフェンス直撃のサヨナラタイムリーツーベース。勝利の瞬間、誇張なしに「おっほほほっほほww」みたいな声を店内で思いっきり出してしまい、白い目で見つめられた。すみません、と謝りながら店内を後にする。

その後の仕事は無事に手につかなかった。村神様。ありがとうございました。

 

3/22

 

昨日の今日で決勝。この日はなんと出社ではなく直行予定だったのもあって、その道中で試合を見届けた。野球のこと書きすぎでしょ、って自分でも思うので試合内容に関しては自重する。

取引先やお客さん、みんなその話題で持ちきりだった。誇らしい気持ちになる。自分はなんもしてないが。

心の底から野球が好きだ、と思える幸せな2週間だった。そして球春到来。今年はどんな一年になるだろうか。

 

3/25

 

スタジオ。ひたすら。眠い。

 

3/27 

 

社内の締切が諸々近づき、ピリつく。

 

4/1

 

GOENDZのワンマンに遊びに湘南bitへ。なつかしの面々と再会する。顔はわかるが名前まで判然としない人が増えてきた。その場の雰囲気で挨拶を乗り切ったが、人の名前と顔が覚えられないのはちょっと致命的である。凹む。

肝心のライブは、GOちゃん、命を燃やしているな、という感じだ。いつにも増してずっしり来た。支える他の3人が優しいこと。最高のギグであった。

こばさんは見ている途中に泣いたそうだ。自分でもよくわからないと言っていた。理由のわからない涙ってとっても貴重だと思うでよ、オイラ。

 

4/2

 

スタジオの鬼。喉の調子いっこうによくならず。体調だけは崩さないように細心の注意を払っている。

 

4/5

 

本番前ラストのゲネリハ。気持ち高ぶるが喉の調子悪し。腹に力を入れすぎて筋肉痛。

 

4/8

 

結婚式参加。今年3回目なので流石に慣れてきた。新郎は高校の同級生。互いに映画好きで、二人で映画館に足繁く通ったこともある。ある時、見終わった後のお互いの感想が全く違った回があり、それ以来、なんとなく距離が遠くなってしまった。大学に入り、お互い急に忙しなくなったのも要因だとは思う。

彼は音楽はそこそこ嗜む程度で、特に演奏とかするタイプではなかったと思うのだが、なんと新婦にも知らされていないサプライズピアノ演奏を用意していた。弾きながら歌ってて最高にクールだった。隠れて教室に通って練習していたらしい。奥さんは涙止まらず、会場の歓声はしばらく延々と続いていた。愛の形、様々である。素敵だった。

料理もとても美味しかったが、前菜を食べ終わったところで式場のスタッフから予期せぬ声がかかった。「佐々木さんですよね」「はい」「あの、もう一品いかがですか?」「……はい?」どうやら当日の欠員が急遽出たらしく、既に準備した料理が余っているそうだ。新郎の計らいなのか、自分に白羽の矢が立ったらしい。「ぜひ!それを すてるなんて とんでもない!」と言った具合に元気に返事をして、2枚目をすぐに平らげたのだが、その瞬間に気づいた。「あれ?……この後の料理も全部?」予想通りメインディッシュの仔羊のステーキから最後のウエディングケーキまで二人分きっちり届いた。この量は想定していなかったし、途中で限界が近づいてたのだが、スタッフの人が終始ニコニコしながら料理を運んできてくださったので、急に断るのも憚られて結局全部いただいてしまった。佐々木は、カロリーについて、そのうち考えるのをやめた。

お腹いっぱい胸いっぱいで二次会は遠慮して帰路についた。消化が追いつかず、なかなか寝付けなかった。