転がる石、君に痛みが来る

バンド・ランタノイドの歌、ギター、結石担当佐々木によるブログ。

勝利の方程式

4/9

 

ついにスリーマン当日。昨日の爆食いもあってほとんど寝られず。3時半までネットの海を彷徨い、目が覚めたのは7時。すぐにシャワーを浴びて喉の調子を確認する。うーん。やばそう。直ちに龍角散のど飴舐めまくりムーブをかます。こばさんを起こした後は、タバコを吸っては、龍角散を舐め、吸って、舐め、を繰り返した。3歩進んで2歩下がっている感が否めない。

8時に啓太郎の車に乗り込む。機材を積み込もうと後ろをあけるとオムツの山とベビーカー。「家でおろしてくるの忘れてた!」とのこと。すっかりパパである。

高速に乗って渋谷へ。MGR∞の二次審査日程がスリーマンとモロ被りだったので致し方なし。逆に朝から気持ちを高めることができてよかったと思う。30分ほどの審査だったが、やれることはやった。あとは5月の放送を待つしかない。オーディションに弱いバンドは卒業すると決めたんだ。

演奏後、すぐに車に乗り込んで藤沢方面へ。ここで、bit出演時にはほぼ訪れている牛たん屋が無期限の閉店となっていることを知って全員のテンションがガタ落ち。中島家で茶を濁す。日曜日なのに道中は意外と空いていて、1時間もしないうちにbitへ到着した。ちょうど鍵開けをするところの店長と、昨日もbitでライブだったという有馬と出くわす。互いに口数少なく、じわじわとボルテージがあがっていく感覚だった。

リハの準備をしているとさかな日記の面々も登場。先週も会ったばかりなので久しぶり感はないが、対バンってだけで身が引き締まる想いだった。PAのアヤさんと確認しながら出音を入念にチェック。アヤさんが昔の設定を覚えてくれていたので、モニターの確認もスムースに進み、リハ終了。新曲やるの忘れてたなぁと思っていたら店長に案の定ツッコまれた。すんません。

顔合わせしてからは怒涛の進み具合。まずはwater dropが先陣を切った。water dropは「勝利の方程式」を開催するにあたって、絶対に必要なバンドだった。お互いのことは知っているけれど、対バン経験は少なかったからどうしても出演してほしかったのだ。ランタノイドとはいい意味で距離感があって、個性的なバンドを集めたかった。仲良しこよしもいいけれど、今日は。どうしても。

さかな日記は、また違った意味で必要だった。去年の5月。活動休止前のラストライブは、他でもないさかな日記の企画だ。その時はトップバッターを務めたけれど、これまでのランタノイドのライブで一番よかったんじゃないか、と思うほど演奏に手応えがあったのだ。そのライブを見届けてくれたバンドは数少ない。リブート(再起動)も見てもらわなくちゃ。そういう気持ちだった。

そんな二つのバンドを見ていたら、今日を迎えるまでの不安や緊張は全て消え去っていた。久しぶりのライブで喉が悲鳴をあげていたが、ラストの「銀河鉄道の夜」は一番の出来だったと思う。アンコールまで会場の一体感が途切れずに最高の雰囲気で復活ライブを終えることができた。

願わくば、ソールドしたかった。これは本音だし、自分たちの実力不足を呪うしかない。でも、今日来てくれて、会えた人たちのことを一生忘れまいと心に刻んだ。

蛇足かもしれないが、会う人会う人「痩せた?」って言ってくれてすごく嬉しかった。もっと褒めてくれ。

 

4/10

 

午前休をとっていた過去の自分を褒めてあげたい。かねてより申請していたマイナンバーカードを受け取るため、休みにしていたのだ。時間がかかると思ったら、あっさりカードを受け取ることができた。早速マイナポイントの手続きをする。

仕事終わりには、こばさん、そして元メンバーせいのさんと今後の活動について真剣に話し合った。アドバイザーせいのさんありがとう。本当は啓太郎も交えて話したかった。決意を新たに、船は進む。

 

4/11

 

家電量販店を回る。貯まったポイントを使って色々買いたいものがあったのだが、まさかのpaypay対応しておらず。閉店間際に色々と説明してくれた店員さんすみません。